皮膚病は、ワンちゃんやネコちゃんで見られる病気の中で発生率が高い病気の一つです。一言に皮膚病と言っても原因は多岐にわたります。そのためなかなか痒みをコントロールできなかったりすることもしばしばあります。
そのような場合、一つ一つ原因を見つけていき、それぞれのワンちゃんやネコちゃんに沿った治療方針を立てていくことが重要となります。
写真は現在治療中の9歳のミニチュアピンシャーの男の子です。
アレルギー性皮膚炎と膿皮症、そして真菌症が組み合わさっていました。
内服薬だけではなく、食事療法や薬用シャンプー、外用薬を用いることで、内服薬による負担を減らし、皮膚のケアをトータルでサポートしていきます。
皮膚病は、飼い主様も一緒に治療に参加していただくことが不可欠です。また皮膚病の特徴を知り、上手に付き合っていくことが皮膚病を治療していく上で大切なことだと感じております。
皮膚病でお悩みの方は、一度獣医師までお気軽にご相談ください。